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ホームページリニューアルで検索順位を落とさない方法 URLとリダイレクトの引き継ぎ

見た目をきれいにするためにホームページをリニューアルしたのに、公開してからしばらくして検索からの訪問が目に見えて減った。以前は会社名以外の言葉でも上位に出ていたページが、探しても見つからなくなった。デザインは良くなったはずなのに、なぜ成果のほうが落ちてしまったのかがわからない。リニューアルで実際に起こりやすい失敗のなかでも、これはあとから取り返すのに時間がかかる部類のものです。

検索順位が落ちる原因の多くは、デザインや文章の良し悪しではなく、これまで積み上げてきた評価をGoogleに引き継げていないことにあります。ページのURLが変わったのに古いURLからの案内がない、以前あったページを削ってしまった、ドメインを変えたのに手続きを踏んでいない、といった技術的な引き継ぎ漏れです。この記事では、順位が落ちる原因を整理したうえで、公開前後にやること、そして実際に下がってしまったときの確認手順まで一緒に見ていきます。

この記事でわかること

  • リニューアルで検索順位が下がる4つの原因
  • URLを変えるときに必要なリダイレクトの考え方
  • 公開前と公開後にやることの手順
  • 順位が下がったときにどこから確認すればよいか

リニューアルで検索順位が下がる4つの原因

原因はいくつかありますが、実務で起きるものはだいたい次の4つに集約されます。どれも見た目には現れないため、公開してから気づくことになりがちです。

原因何が起きているか影響の出方
URLが変わった旧URLから新URLへの案内がない評価が引き継がれず、旧URLは404になる
ページを削除した検索されていたページごと無くなったそのページで取れていた流入が消える
文章量が減ったデザイン優先で説明文を削った検索に応える情報が薄くなる
ドメインを変えた移転の手続きを踏んでいないサイト全体の評価が新ドメインへ移らない

URLが変わったのに旧URLを放置している

最も多い原因がこれです。リニューアルでページ構成を組み直すと、ファイル名やフォルダの並びが変わり、URLが以前と違うものになります。Googleは旧URLに対して評価を持っているため、その旧URLが何も返さない状態になると、積み上げてきた評価の行き先がなくなります。訪問者から見ても、以前ブックマークしたページや他サイトから貼られたリンクを開くとエラーになるため、二重に損をします。

検索されていたページを削ってしまった

リニューアルの機会にページ数を整理するのは悪いことではありません。ただし、社内で不要だと思っていたページが、実は検索から人を集めていたということがよくあります。よくある質問や施工事例、古いお知らせなどは、社内での重要度と検索での価値が一致しないことがある代表格です。消す前に、どのページがどれだけ見られていたかを必ず確認してください。

見た目を優先して説明が減った

新しいデザインでは写真を大きく使い、文章を短くする方向に振れがちです。見た目は洗練されますが、検索する人が知りたい情報まで削ってしまうと、そのページが何について書かれているのかがGoogleにも伝わりにくくなります。余白と情報量のつり合いは、公開前に一度立ち止まって見直す価値があります。

ドメインを変えたのに手続きをしていない

社名変更やサービス名の変更にあわせてドメインを変える場合は、単にサイトを新しいドメインに置くだけでは評価は移りません。旧ドメインの全ページから新ドメインの対応するページへ案内を設定し、サーチコンソールで移転を伝える手続きが必要になります。ここを飛ばすと、ゼロから積み直しになります。

URLを変えるときのリダイレクトの考え方

引き継ぎの中心になるのがリダイレクトです。難しく聞こえますが、考え方はシンプルです。

リダイレクトは引っ越しの転送届にあたる

旧URLにアクセスがあったときに、新しいURLへ自動で送る仕組みがリダイレクトです。恒久的な引っ越しを伝える種類のリダイレクトを設定しておくと、訪問者が新しいページにたどり着けるだけでなく、Googleに対しても「このページはここへ移りました」と伝わり、評価の引き継ぎが期待できます。

トップページにまとめて飛ばさない

作業を省くために、旧URLをすべてトップページへ送ってしまう設定を見かけます。これは避けたほうがよい方法です。訪問者は探していた情報にたどり着けずに離れてしまいますし、Googleからも内容が対応していない転送とみなされ、引き継ぎが働きにくくなります。1ページずつ、内容の近い新しいページへ対応させるのが原則です。対応するページが本当に存在しない場合だけ、近いカテゴリのページに送るか、素直に無くなったことを伝えるページを用意します。

URLを変えないという選択もある

そもそもの話として、デザインだけを新しくするのであれば、URLを変えない選択もできます。変えなければリダイレクトの作業自体が発生せず、引き継ぎ漏れのリスクもなくなります。制作会社に「今のURLをそのまま使えないか」と聞いてみる価値はあります。ドメインについても同じで、社名が変わらないのであればドメインはそのまま使うほうが安全です。

公開前と公開後にやること

手順にしておくと抜けが減ります。制作会社に任せる場合でも、依頼側がこの流れを知っていると、確認すべきことが明確になります。

公開前にやること

まず、今のサイトの全ページのURLを一覧にします。次に、それぞれが新しいサイトのどのページに対応するのかを紙の上で決めます。この対応表がリダイレクト設定の設計図になります。あわせて、アクセス解析やサーチコンソールで、よく見られているページと検索から流入しているページを確認し、消す判断に反映してください。

制作中のサイトが検索エンジンに拾われないよう設定していた場合、その設定を公開時に解除するのを忘れると、サイト全体が検索から消えます。公開前チェックの筆頭に入れておいてください。リニューアル全体の進め方はホームページリニューアルの進め方をまとめた記事で確認できます。

公開直後にやること

公開したら、旧URLをいくつか実際にブラウザで開いて、新しいページに転送されるかを自分の目で確かめます。全ページは無理でも、よく見られていた上位のページだけは必ず確認してください。あわせて、新しいサイトマップをサーチコンソールに送信します。

公開後1〜3ヶ月でやること

リニューアル直後は順位が一時的に揺れることがあります。数日で判断せず、経過を見てください。サーチコンソールでエラーになっているURLが増えていないか、表示回数がどう推移しているかを月に一度は確認します。ここで気になる動きがあれば、リダイレクトの漏れを疑うのが最初の一歩です。

順位が下がったときの確認手順

実際に下がってしまった場合も、順番に見ていけば原因の切り分けができます。

まず旧URLの状態を見る

以前上位に出ていたページのURLをブラウザに直接入力して、何が返るかを確認します。エラーが出るならリダイレクトが設定されていません。トップページに飛ぶなら、まとめて転送する設定になっている可能性があります。ここで大半の原因は見つかります。

次にサーチコンソールを見る

ページのインデックス状況で、除外されているURLが急に増えていないかを確認します。検索パフォーマンスで、どのページの表示回数が落ちたのかを特定できれば、対象を絞って手を打てます。

最後に中身を見比べる

技術的な引き継ぎに問題がないのに順位が戻らない場合は、旧ページと新ページの内容を並べて比べてみてください。以前あった説明や見出しが抜けていないか、検索する人が知りたい情報が減っていないかを確認します。デザインの都合で削った部分を戻すだけで改善することがあります。

作り直しの前に検討しておきたいこと

ここまで引き継ぎの話をしてきましたが、そもそもリニューアルの規模によっては、こうしたリスクを負わずに済む場合があります。

今のサイトに検索評価がどれだけあるか確認する

もともと検索からの訪問がほとんどない状態であれば、引き継ぐ評価自体が少ないため、URL構成を作り直すことのリスクは小さくなります。逆に、特定のページが安定して人を集めているのであれば、そのページだけは内容もURLも極力そのまま残すという判断ができます。まず現状を数字で把握してから設計に入るのが順番です。

公開後に更新できる形にしておく

リニューアル後に情報が古いまま放置されると、せっかく作り直した意味が薄れます。公開後に自社で直せるか、あるいは気軽に更新を頼めるかを、制作の段階で決めておいてください。たとえばサブスク型のホームページ制作である見てからwebでは、月額のなかに毎月3回までの更新、SEO、SSL、サーバーとドメインの管理が含まれ、制作費は0円です。料金はLIGHTプラン(1〜2ページ)が月額9,900円、BUSINESSプラン(3〜7ページ)が月額14,900円、RECRUITプラン(8〜12ページ)が月額19,900円で、いずれも税別・最低契約6ヶ月です。契約前に動くトップページを最大3案まで無料で確認できるため、公開してからイメージ違いに気づく遠回りを避けられるのも、作り直しの不安が強い方には検討しやすい点です。

ただし、すでに多くのページが検索から人を集めていて、複雑なURL構成を持つサイトの場合は、リダイレクト設計を含めた移行を丁寧にできる制作会社に相談するほうが安全です。規模に応じて相談先を選んでください。

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よくある質問

リニューアルすると必ず検索順位は下がりますか

必ず下がるわけではありません。URLを変えず、ページを消さず、情報量も保ったまま見た目だけを新しくするのであれば、影響はほとんど出ないこともあります。下がる場合の多くは、URLの変更に伴う引き継ぎ漏れや、ページの削除といった構成の変更が原因です。

URLは変えないほうがよいですか

変えずに済むなら、変えないほうが安全です。リダイレクトの設定漏れというリスクをそもそも作らずに済みます。ページ構成を大きく見直す必要があってURLが変わる場合は、旧URLと新URLの対応表を作り、1ページずつ転送を設定してください。

リダイレクトはいつまで残しておく必要がありますか

短期間で外すのは避けてください。Googleが新しいURLを認識し、他サイトから貼られた古いリンクや利用者のブックマークが入れ替わるまでには時間がかかります。特別な理由がなければ、そのまま残し続けるほうが安全です。

ドメインも一緒に変えて大丈夫ですか

社名変更などで必要な場合は変えられますが、旧ドメインの各ページから新ドメインの対応ページへ転送を設定し、サーチコンソールで移転を伝える手続きが必要です。手続きを踏まないと評価が引き継がれません。必要がないのであれば、ドメインはそのまま使うほうが安全です。

順位が戻るまでどれくらいかかりますか

状況によって幅があるため、断定はできません。公開直後は一時的に揺れることがあるので、数日で判断せず経過を見てください。それでも戻らない場合は、旧URLの転送設定、削除したページ、内容の減り具合の順に確認していくと原因を絞り込めます。

まとめ

ホームページリニューアルで検索順位が下がる原因は、デザインや文章の良し悪しではなく、これまでの評価をGoogleに引き継げていないことにあります。URLが変わったのに旧URLを放置している、検索されていたページを削ってしまった、見た目を優先して説明が減った、ドメインを変えたのに手続きをしていない。この4つが実務で起きる原因のほとんどです。

対策の中心はリダイレクトです。旧URLと新URLの対応表を作り、1ページずつ内容の近いページへ転送します。まとめてトップページへ飛ばすのは避けてください。そもそもURLとドメインを変えずに済むのであれば、変えないほうがリスクは小さくなります。

公開前に全URLの一覧と対応表を作り、公開直後に主要な旧URLの転送を自分の目で確認し、公開後1〜3ヶ月は数字の推移を見る。この流れを押さえておけば、大きな取りこぼしは避けられます。制作会社に任せる場合も、この手順を知っていれば何を確認すべきかがはっきりします。

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